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by log-mochy
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切なくて美しい物語。
昨晩『さらば、わが愛/覇王別姫 』を観ました。大好きな映画です。
でもあまりの切ないストーリーに観ると胸が苦しくなるので、あまり観たくない映画でもあります。戦争・革命など、時代に翻弄された3人。もっとなんとかならなかったんだろーか、とつい思ってしまいます。
わたしの初チェン・カイコー作品。そして大好きなレスリー・チャンとコン・リーが出演しています。この2人の共演は『 花の影 』もありますね。こちらも好きな映画です。

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この映画の魅力はやっぱりレスリー・チャンの演技だと思います。
視線、所作、物腰、話し方、全部が女形そのもの。そして、もう女です。そんな程蝶衣(レスリー・チャン)の想いに全く気づかない鈍感というかおバカというか... の段小楼(ヂャン・フォンイー)にイライラします。なんでこんな男がいいんだろー?裏切るし、薄っぺらいし、お調子者だし。子供のころは責任感もあって男らしかったのに。
そしてもう1人、菊仙(コン・リー)。もしこの人さえいなければ、2人の運命も違ったのかもしれません。2人のジャマばっかりする憎まれ役。でも憎みきれないんですよね。不甲斐ない旦那のおかげで悲運な最後となってしまいます。結局この人が一番可哀想だったのかも。

中国古典劇の京劇をこの映画で知りました。日本の歌舞伎にも通じる美しい独特な世界です。特に虞姫(女形)は、装飾やメイクが華やかで見とれてしまいます。この映画での演目は「覇王別姫」。四面楚歌の語源になった楚王と虞姫の悲恋です。
そしてこの映画は、この演目と同じ運命を辿っていくという、とても悲しい物語です。
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by log-mochy | 2010-05-14 22:49 | 映画
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